“アメリカでの思い出の一軒家購入と意外な幸運”

2000年、私はカリフォルニア州オレンジ郡アーバイン市に住むことになりました。初めてのアメリカで、当初はアパートでの生活でしたが、永住を考え、一軒家を購入することに決めました。( ◜◡◝ )

家の特徴と選定:

不動産屋さんのアドバイスを受け、治安の良いエリアで小学校が近く、公共施設も充実したWoodbridgeコミュニティの一軒家に目をつけました。広々とした3ベッドルーム、大きなリビング、そして庭があり、家族全員が気に入りました。(๑•̀ㅂ•́)و✧

住宅ローンと家の改装:

住宅ローンを通じ、リビングの改装や日本人向けの大きなバスタブへの変更など、自分たちの好みに合わせて家をアレンジしました。初めての一軒家は、家族が団欒を楽しむ素敵な場所となりました。

3ベッドルームで2つの大きなリビング(20畳くらいのサイズ)があり、2つのバスルーム、暖炉、車を2台入れることができる車庫がありました。外には庭もあり、天気の良い日はゆっくりできるスペースもありました。(ง ˙ω˙)ว

家族も気に入ってくれましたので住宅ローンの手続きをして購入しました。

不動産屋さんのアドバイスでリビングルームの天井を少し改装したり、バスルームを日本人向けというか私の好みで大きなバスタブに変更しました。

当時、私は毎月アパートの家賃を3000ドルほど支払っていましたが、その分を住宅ローン返済に回せば問題ないと考え、購入を決心しました。余談ですが、当時、私は会社員で日本から派遣された駐在員でしたのでアパートの家賃も会社から支給されていました。)(๑•̀ㅂ•́)و✧

気になるこの家の購入金額ですが、450万ドル(当時1ドル120円だったと思うので日本円では5400万円になります。)

急な日本帰国と売却の決断:

しかし、突如の日本帰国命令が下り、短期間での家の売却を余儀なくされました。初めての売却で、安く手放さなければならない覚悟でしたが、それが思いがけない結末を迎えることになります。

この家に3年ほど住んだのですが、相当悩みました。このまま米国に残りたいという気持ちもあり、そのために仕事を探すことも考えましたが、先輩に相談したところ、一旦とりあえず日本に戻ってきて、それから考えてもよいのではと言われて、そのようにすることにしました。

それで短期間(約3ヶ月間)で家を売却しなければならなくなり、不動産屋さんにお願いして売却の告知を出してもらうことにしました。不動産屋さんは短期間で家を売るので相当安くしないと買い手が見つからないかもと言っていましたので、まあ仕方ないと思っておりました。

バブル時代と利益の差:

2005年、まさに不動産バブルの最中。当初予想していた価格を大きく上回り、最終的には800万ドル(9600万円)での売却に成功。この利益は、その後の不動産バブル崩壊の前に手に入れた幸運とも言えました。(ง ˙ω˙)ว

売却の告知をしてからしばらくすると、なんと購入したいという人が殺到し始めて我先にという感じであっという間に家の価格が競売で上昇していきました

そこで最高値を出してくれた方と売買契約を結んで見事売却することができました。

本当に信じられないのですが、350万ドル(4200万円)の利益を得ることができました。(ง ˙ω˙)ว

この背景には当時(2005年)米国は割と低、中所得者に対して住宅ローンの審査が甘く、割と簡単に家を買うことができていました。そのため、不動産のバブル時期でした。その後、2007年にサブプライムローンの不良債権が明るみに出て、それが発端となりリーマンショックの経済問題が起きて、不動産バブルが弾けて一気に不動産業界が不景気となりました。

まとめ:

今回の経験から、運命のようなものを感じた瞬間でした。不動産バブルのタイミングがわずかにでもずれていたら、結果はまったく違ったものになっていたことを考えると、この時の判断が幸運だったと感じます。(๑•̀ㅂ•́)و✧

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